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人見知りを治す方法が知りたくて『人見知りが治るノート』を読んでみた。

大人になるにつれ無視できなくなってきた
今回は、人見知りを治したい!という思いで『人見知りが治るノート』を読んでみました。
読了した感想としては
そして、
におすすめ出来る内容だと感じました。
ちなみに私は、
- 2回目に会う人との世間話
- 大人数の前での発言
が苦手です。
特に
2回目に会う人との世間話。
初対面って割と何時間でもお話できるんですが、2回目ってパーソナルな部分をさらけ出すフェーズに入るじゃないですか?
日常の出来事とか、自分の考え方とか。
仲良くなりたい相手ほど、何話せばいいの〜〜って頭真っ白になっちゃうんです。
コレ、転職後の人間関係の構築や婚活を経験する中で、一番ネックになっています。
そんな割と重症?な私が本書を読んだので自分の行動を混じえながら紹介します。
私と同じく人見知りを治したいあなたにとって、何か参考になることがあれば嬉しいです。
ちなみに2020年5月現在、人見知りが治るノートは、「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」で
- 1か月無料
で利用することが出来ます。
こちらのKindleのアプリをダウンロードすることで、誰でもスマホやタブレットで電子書籍を楽しむことが出来ます。
また、「プライム会員」なら
- 2か月199円
で利用することが出来ますので、この機会にぜひチェックしてみてください。
心理療法を用いて人見知りの原因を解決する”ノート”
著者はあさなぎクリニック・心療内科院長の反田克彦先生。
本書は、心理療法のひとつである「認知行動療法(CBT)」によって人見知りを根本から解決する『行動』を提案してくれる一冊となっています。
認知行動療法とは?
認知行動療法とは、
「考え方を変えて行動することで、気持ちと体に変化を与える方法」
です。
例えば、私は複数人の前での自己紹介が苦手です。
特にくだけた雰囲気での自己紹介。
合コンの自己紹介が本当に苦手で困ってます。
なぜ苦手なのか?考えてみると、
こんな事から不安を感じ、それがストレスになっているからです。
なぜ不安を感じるのかというと、根底には
という思いがあります。
自己紹介に対して成功体験が少なく、自己評価が低いんですね。
本当はもっと掘り下げる必要がありますが、このように自分の考え方が自分の気持ちや行動にどのような影響を与えているか?を整理します。
そして、
というように、根本の考え方を改めたり、前向きな行動を取れる工夫をしていくことで、人見知りを徐々に改善していこう!
というのが本書での『認知行動療法』です。
本書では、この考え方の訓練をするためのワークがたくさん用意されています。
人見知りの”不安”の原因は2つある
人見知りの人がなぜ人前に出ることを不安に思うのか?
原因は2つあります。
不安の中心となっているのが、
です。
「評価される不安」は人から悪く思われないかという不安で、「見透かされる不安」は普段は隠している本当の自分が知られてしまうという不安です。
合コンの自己紹介が上手く行かなかったらどうしよう…
と不安になるのは「評価される不安」ですね。
2回目に会う人との世間話が苦手なのは、
つまらない人だと思われたらどうしよう…
という「見透かされる不安」が原因なんですね。
これはおそらく皆さん一度は感じたことのある不安ではないでしょうか?
人類みな、少なからず”人見知り”の片鱗があるんでしょうね。
自己評価を高める事が必要
さて、この”不安”を取り除いて人見知りを克服するためには、
ことが必要となってきます。
なぜなら、前項の「評価される不安」と「見透かされる不安」が生まれるのは
”自己評価の低さ”が原因だからです。
自己紹介で失敗したらどうしよう…
と不安になるのも、
自分は他人から評価される人間
=自分は人よりも劣っている
という思いが根底にあるからなのかも知れません。
合コンの自己紹介が盛り上がらなかったにしても、
- たまたま聞こえなかった
- 笑いが起こらなくても、ちゃんと聞いてくれている
という事実があるかもしれないのに、なぜか
盛り上がらなかった…
やっぱりみんな私に興味がないのかも…
興味ないならこっちから話しかけるのも迷惑かな…
とネガティブスパイラルに陥り、盛り上げることが出来ない自分が悪い、と考えてしまいます。
そんなことないのにね。
この考え方を変えて、自己評価を高めるためには、
あなたのなかにある、現実とは異なる考えを見つけて訂正し、それに基づいて行動することです。
まず、自分の思考を変えようというのが本書。
人見知りの人にとって当たり前となってしまっている、
- 他人から評価される
- 素の自分は劣っている
というような誤った思考を改善していこうということですね。
このように思考を変える訓練をしていくことで、徐々に自己評価が高まっていきます。
この本を読むまで、「人見知りなだから仕方ない」と思っていましたが、人見知りの原因は
自分にクセ付いてしまった思考なんですね。
見られる側から見る側に
人見知りの人って、大人数の前でのスピーチも苦手ですよね?
大人数を前にした、あの
本書では、「見られている」側にいるから不安になるんだよ!と説明しています。
確かに、スピーチを聞く側だと緊張しませんよね。
人見知りの恐怖は、見られることの恐怖です。ということは、見る側に回れば見られる恐怖はなくなることになります。
なるほど。
本書でも言っていますが、
実にシンプル。
なるほどな〜!(2回目)と思いました。
これも思考の訓練ですね。
緊張をほぐすためによく「観客席の人をみんなジャガイモだと思え!」って言いますよね。
ジャガイモがどれだけ多く転がっていても
見られている…!
とは思いません。
これも見られる側になるのを回避するための方法だと思うと、実に理にかなった方法だと改めて感じました。
自信が付く行動を取る
人は苦手な場面を回避しようとしたり、安全な道を選んだりしてしまうものです。
例えば、一人で参加した婚活パーティで気になる異性を見つけた時。
人見知りの私は一瞬話しかけようか迷います
が、きっと
話しかけても上手く話を続けられないかも…
なんてグルグル考えて、
結局話しかけることを諦めるでしょう。
ですが、
回避することで人見知りはいつまでも温存され、いっそう悪化します。
なんだって…!
本書では、このような場面で逃げないために
- どのように対策するか?
- どのような行動を取るか?
を噛み砕いて考えられるワークがあります。
ひとつのシチュエーションを想像して、そのひとつひとつにどう対処していくかを考える訓練が出来るんです。
例えば、
話しかけても上手く話を続けられないかも…
は、誤った考えを「決めつけ」ていることに気づく事が必要です。
結局話しかけることを諦める
のは失敗を恐れての回避行動なので、逃げない事が必要です。
本来はもっと細かく噛み砕いて、実行可能な小さな目標を立てて少しずつ達成して行きます。
このシチュエーションだと、
といったような目標を立ててみます。
本当に小さな目標です。
けど、目標を立てるから達成できる。
そしてこの例だと「質問を用意する」という事前準備をすることにも気付けるんですね。
この目標達成の積み重ねが成功体験となり、人見知りの症状が軽くなっていくはずです。
結論:考え方を変える訓練をしよう
本書では、一貫して
であると言っています。
そしてそれは
本書では、考え方を変え、人見知りを克服するために、下記の5ステップが用意されています。
- 人見知りの基本的な対処法を知る
- 自分の苦手な場面を整理する
- 自分の思考のクセを修正する
- 人見知りの克服につながる行動の練習
- 自分を守る自己主張のルールを身につける
やはり大事なのは行動すること。
そしてこの本で指摘される通り、
していくことが必要なんですね。
『人見知りが治るノート』を読んだ感想
大前提として人見知りを克服するためには、これまでしてこなかった行動が必要とされます。
やみくもに行動するのは不安ですが、
この本を読むことで、
「自分にもできそう」
という気持ちになれます。
また、実践もしやすいように教えてくれるので、読了後には
という気持ちになりました。
自己評価を高めるため、そして、自分の人生をより良くしていくためにも、人見知りを改善していきたいと思います。
また、私と同じように人見知りに悩んでいる人にも、ぜひ一度手にとってみて欲しいと思います。
きっと、解決の糸口が見つかりますよ。
反田先生の最新本も要チェック!
反田克彦先生の最新本もアラサー婚活中の私にとって、とても気になる一冊なのでチェックしたいところです!
また、反田先生の「孤独を軽やかに生きるノート」も、「Kindle Unlimited」で
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