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保育士さんに聞いた!おうちで簡単、0歳・1歳向け「指先知育」遊びのアイデア大全


赤ちゃんの脳の発達には、指先をたくさん使うのが良いって聞くけれど、一体何をしたらいいの?
特に初めての育児だと、遊び方の引き出しも少なくて、悩んでしまいますよね。
実は、高価なおもちゃがなくても、赤ちゃんの好奇心を引き出す「指先知育」遊びは、おうちにある身近なもので簡単にできるんです。
この記事では、保育士の友人たちにもアドバイスをもらいながら、わが家で実際に試し、息子の反応が良かった0歳・1歳向けの「指先知育」遊びだけを厳選してご紹介します。
特別な準備はいりません。ぜひ今日から、気軽に試してみてくださいね。
その前に…保育士さんに聞いた、遊びの質を上げる「関わり方」3つのコツ
本格的な遊びの紹介に入る前に。
保育士の友人たちを見ていて「なるほど!」と感銘を受けた、子どもの能力を自然に引き出す「関わり方」のコツを3つ、先にご紹介します。
1.「ダメ」は言わない。子どもの「やりたい」をとことん見守る
もちろん安全が最優先ですが、「こうしなさい」と導くのではなく、子どもの自発的な行動を「いいね」「そうやりたいんだね」と受け止める姿勢。これが、子どもの自己肯定感を育む第一歩なのだそうです。
2.見たままを「実況中継」。言葉のシャワーをたくさん浴びせる
「青いボールだね」「ぽっとん、入ったね」「おてて、ぱちぱち、嬉しいね」のように、子どもの行動や目にしたものを、アナウンサーのように実況中継してあげる。これが、子どもの語彙を爆発的に増やすコツだと教えてもらいました。
3.少しだけ高いトーンで、はっきりと聞き取りやすく
友人たちが子どもと話す時、みんな自然と声のトーンが少し上がり、一音一音はっきりと発音しているのが印象的でした。赤ちゃんが真似しやすく、聞き取りやすい声で話しかけることを、プロは自然に実践しているんですね。
《0歳向け》五感を刺激する「感触あそび」から始めよう
0歳の赤ちゃんには、「これは知育だ!」と意気込むよりも、色々なものに触れさせてあげる「感触あそび」がおすすめです。
1.おはながみビリビリ・ふわふわ遊び
100円ショップでも手に入る「おはながみ」。これを親子で一緒に「びりびりーっ」と実況中継しながら破くだけで、最高の指先トレーニングになります。破った後は、うちわで扇いで「わー、青い雪が降ってきたね」と声をかけながら降らせてあげると、視覚も刺激されて、息子も大喜びでした。
2.ふれあい遊び「大根漬け」
「だいこん(赤ちゃんの足)いっぽん、抜いてきて…」
昔ながらのふれあい遊びですが、肌と肌が触れ合うことで、赤ちゃんは安心感に包まれます。指先で優しく足を刺激してあげるのも、立派な遊びの一つです。
引用:Youtube「保育士1年目の教科書」さんの動画
3.歌と絵本を組み合わせる
わが家で大活躍したのが、さかながはねて [ 中川 ひろたか ]です。歌いながら「さかながはねて♪ぴょ〜〜ん♪」「あれ?どこ行ったかな〜?」と一緒に指差しするだけで、自然と指先を使いながら体の部位を覚えることができます。
どんな いろが すき [ 100% Orange ]も、歌と色が連動して親子で盛り上がれる、おすすめの一冊です。
《1歳向け》「できた!」が嬉しい、夢中になる遊び3選
自分でできることが増えてくる1歳頃からは、「自分でやりたい!」という気持ちを尊重する遊びがおすすめです。
1.100均グッズで「手作りポットン落とし」
息子が一番夢中になったのが、この手作りおもちゃ。プロテインシェイカーの穴に、手芸用のポンポンを指で「きゅっ」と押し込む感覚がたまらないようです。「あかいポンポン、入ったね!」と実況中継してあげると、さらに楽しそうに取り組んでくれます。
2.最強の遊び「シール貼り」
シールを台紙からはがす、という動作は、指先の集中力を育むのに最適。外出先で静かにしていてほしい時の神アイテムとしても活躍します。最初はただ貼るだけで十分。慣れてきたら、紙に描いた丸の中に「ここだよー」と貼る練習をするのもいいですね。
3.積み木で「積む・壊す」を繰り返す
最初はただ握っているだけだった積み木も、1歳を過ぎると「積む」ことに興味を示し始めます。高く積めた時の達成感、そして自分で「がっしゃーん!」と壊す時の爽快感。その繰り返しが、創造力を育みます。
我が家は、ひらがなつみきで積み木あそびをしながら、ひらがなや積み木に書かれた単語も実況中継しています。ひらがな積み木は平べったいので、ドミノ倒しをして遊ぶのも子供が喜びますよ♪
もっと本格的なおもちゃで遊ぶなら?
おうちにあるもので工夫する遊びも楽しいけれど、「長く使える、質の良いおもちゃも気になる…」という方もいらっしゃいますよね。
わが家でも、息子の1歳の誕生日に、長く使える知育玩具をプレゼントしました。
モンテッソーリ教育の視点で選んだおもちゃは、子どもの集中力が全然違います。
どんなおもちゃを選んだのか、月齢ごとのリアルな反応については、こちらの記事で詳しくレビューしています。おもちゃ選びで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ
今回は、おうちで気軽にできる0歳・1歳向けの指先知育遊びと、遊びの質を高める保育士さん直伝の「関わり方のコツ」をご紹介しました。
大切なのは、親が「やらせなきゃ」と焦るのではなく、お子さんの「これなんだろう?」という好奇心に寄り添って、一緒に楽しむこと。
この記事が、親子の笑顔の時間を少しでも増やすきっかけになれば嬉しいです。

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